コンクリートひび割れ防止材ひび割れ防止材「ニュークリート」施工事例 
ひび割れ防止材「ニュークリート」施工事例(A社)
-繊維混入によるひび割れ抑制効果について-
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「ニュークリート」施工事例-繊維混入によるひび割れ抑制効果について-
ひび割れ防止材「ニュークリート」使用工事概要
本工事は、最初沈殿池から反応槽・最終沈殿池までの水処理施設新設工事である。
工期:平成17年3月~平成18年6月
ひび割れ防止材「ニュークリート」採用に至った経緯
コンクリート構造物においてひび割れを完全に防ぐことは性質上難しいことである。本体部分(緑色)で当初配合でのコンクリート施工を行った結果、ひび割れの発生状況が予想より若干多くなっていた。そこでひび割れの発生しやすい t=200mm の床コンクリート部及び建築建屋に繊維を混入することでひび割れの発生を減少させ、それに伴う補修作業の減少によるコストダウンにもつながると考え採用した。

ひび割れ発生状況および検討結果
- ひび割れ発生状況を開口部から発生しているものに着目した。(表-1)
この結果から、繊維未混入の躯体についてはほぼ開口部1箇所につき1本のひび割れが発生しており、時間の経過による変動も大きくひび割れの幅も0.2~0.35mmと大きいため補修を要した。一方、繊維を混入した建築建屋についてはひび割れの発生が抑制されており、ひび割れの幅も0.06mm以下であった。 - 圧縮強度(呼び強度24 N/mm2)に対する検討を行ったところ、4週強度において繊維未混入では29.0 N/mm2、繊維混入では32.6 N/mm2となり、繊維混入が未混入より約11%増の結果が得られた。これより繊維混入が強度増加にもつながると考えられる。
- 繊維混入による抑制効果でひび割れ補修を減少させることにより、次工程の作業にスムーズに移行でき工期短縮およびコストダウンにつながると考えられる。
表-1 ひび割れ発生状況
| 場所 | 開口部数 | ひび割れ本数 | 割合(%) | ひび割れ幅(mm) | |
|---|---|---|---|---|---|
| 繊維なし | 最終沈殿池 | 61 | 53 | 87 | 0.2~0.35 |
| 反応槽 | 64 | 59 | 92 | 0.2~0.35 | |
| 繊維混入 | 建築建屋 | 14 | 4 | 29 | 0.06以下 |
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